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そのときは彼によろしく/市川拓司 ★00:13
そのときは彼によろしく
そのときは彼によろしく
市川 拓司

好きです。これ好き!おすすめ!っていえる感じ。
なんていうかニマニマってしてしまうような本ですね。
(本の中の)世界があたたかいというかほんわりしていてすごい落ち着く。
登場人物が好きな本はあたしは好きらしい。
みんな好きだった。ミンチ以外。
全ての人間との繋がりがすてきだなあって思えるような関係だったよ。
最初あたしは智史の強さが全然わかってなかった。
花梨が言ってああそうだって。
我が道を行くっていうのは簡単なようで難しいよなあ。
あと好きの理論の話がちょっとあって『そう!それ!』と激しく同意。
好きなものは好きなんだから好きとしかいいようがないし、
おいしいものはおいしいんだからおいしいとしか言いようがないと思うんだけど。それじゃだめなの?

非現実的な話は好きじゃないんだけどこれぐらいならいいわ。
むしろすごいよかった。花梨のお姉さんがこっちの世界に戻ってきたのが智史のパパだったっていうのがすごいよかった。
ほんとこの親父にしてこの息子ありだよね。いい親子。

あと悲しみの話。
人間を造った人がなにかのために悲しみも残しておいたんだ。
悲しみがなければ人生のパズルが完成しないって。
前からぼそぼそ言ってるけど
カミサマがいるなら変な話、全員を幸せにしてくれるんじゃないのって、泣くような出来事なんて起こさなくてもいいんじゃないかって思って。
悲しい出来事なんて1人1つあればいいじゃないか。
1つとはいわない、5つでもいいや。
何度も何度も重ねてめぐり合わせるなんて、それっておかしくないの?
ってまあ無茶苦茶な話ですけど。
すごいこの話がストンってあたしの中に落ち着いて答えをくれた気分だった。
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