sugar bright**

君のことダメな人って叱りながら "愛していたい"
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流星ワゴン / 重松清 ★

流星ワゴン
流星ワゴン
重松清

借りたきっかけはてごさまの疾走なわけですが、読めてよかったです。
ほんまこの本やばい。好きすぎる。
もう一回またすぐ読み直してもいいぐらい好きだ。
やり直し、なんて憧れるけど実は今居る自分が過去に戻ったとしても、今に繋がることを変えることは出来ないんだ。
結局それはただ自分が自分である前に自分が過去も現在も弱い自分だから。
やり直しなんてリアルじゃないから前を向くんじゃなくて、例えば過去に戻ってもどーしょうもないんだ。
やっぱり現実をなんとかやっていくしかない。
現実の自分が強くなって、過去の自分のままでは出来なかっただろうことをやるしか変わっていくことは出来ない。
現実はほんとは絶望じゃなくて希望なんだよなあ。
後悔のないようにと努力することは必要だけど、後悔が全くない人なんていないんだよなあきっと。またこれ自分を納得させようといい方に捉えてんのかな。
あたしのバイブル『ひつじの涙』にもあるわけですけど、失敗をしたとしてもそれは決して無駄にはならない。
次にまた同じような状況に出会ったとき、こうなりたい、こうならないようにしよう、そう思えるだけで一歩理想の自分に近づけるんだ。って話を思い出します。

後悔をしても、それからどうするかが結局重要なんだ。
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